●効果的な練習方法について


 超初心者向けの話も多かったが、いまHARUがどういう練習が良いと思っているか

書きたい。また、今ジャズピアノに奮闘中という方や、haru♭よりうま星の数ほど多い

ジャズピアニストの方にもいずれアドバイスなど頂けたら幸いだ。

 今、haru♭のピアノ練習は、ほぼ完全にジャズにターゲットを定めている。

ジャズピアノをやる際で重要なのは、

1.効果的なスケール(右手)

2.クールなサウンド作り(テンションの入れ方 右手 左手)

3.ノリ(当然 これが命)

haru♭は勝手に、こんな感じであるともっている。

今の練習方法で主だったものを書きたい。

1.ジャズ教本 しかもCD付きのものを CDを流しそれにあわせひたすらアドリブで弾く

2.ジャズ教本の アドリブ楽譜をそのまま演奏する(楽譜を読む訓練になると信じたい)

3.すきなミュージシャンのフレーズを耳コピする(タスカムやカセットレコーダーを使う)

4.ただポロポロと、思いつく即興曲をやったり、移調の練習を淡々と行う。

          (夜、酒をのみながらこの練習をするのが気持ちいい(笑))


今HARUがしている練習方法は、ほぼ上記の4つに分けられる。

これが正しいのかわからない。ただ、この半年ほど、このどれかを1日2〜3時間

やっているが、明らかに上達している(自分で思うだけでなく多くの方からそう言って頂いた)

とくにharu♭が効果的だと思うのは、1の CD曲にあわせひたすら弾く というもの。

書いてはいないが、「1」と「3」の融合で、好きなミュージシャンの演奏に合わせて

弾く
 というやり方も良いと思う。これは、ホーン や ボーカル ものでもいいとおもう。

とくに、セッションにいけば、まずトリオはありえないので、こうやって、うまい人の

バッキングスタイルを真似たり、バッキングのタイミングをつかんだりするのが

よい方法なのではないか。


 あと、「ひたすらジャズのいい演奏(自分よりうまい と思える人 リズムのある演奏なら

プロでなくてもよいとおもう)を聴くことも必要だとおもう。

 ジャズの場合、有名な人はポップスやロックに比べ少ないが、うまいアマチュアは

結構いるものだ と 改めて感じる。まぁ セミプロだったりすることが多いが。。

 だいたい、地方都市でもそこそこのピアニストや その他プレイヤーがいて

定期的にライブをやっているものだ。(まあ、haru♭はひとまず

そのレベルを目指しているのだが)


 ちなみに、ただCDに合わせて弾く、といっても本当に闇雲ではいけないとおもう。

U X 進行のときに どういう フレーズがかっこいいのか

とにかく引き出しをたくさんつくることが重要なのだろう。

だいたい、ゴルフやら他のスポーツと同じで、本番に練習のことすべてがだせることは

まずない。練習であるときにつかえるフレーズの引き出しが10あるとしても

瞬時に思いつくのは3つか4つだと思う。(アマチュアの場合は・・)


 あと、付け加えるが、独学を売りにしている(?)haru♭も 独学が最良というつもり

は全くない!どこかにも書いたが、現に最近、名古屋のピアニストではだれもがしる

GOTOさんにレクチャーをうけだした。(まだ2回だが・・・)

 本当に、自分が長い間かかって、こうなんじゃないかな とぼんやり思っている

ことの何倍もカッコイイことを、スラスラ〜っと目の前でやられるのだからそれは

すごい。なかなか、ノリが悪いのを治そうと思ったら大変だともうが、スケールや

サウンド作りは、そういう方に教わるのも非常にいいことだと感じている。

 ただ、注意点としては、

絶対に自分が聴いてかっこいい!とおもうプレイヤーから教わること

                          と

レクチャーをうけるだけでなく、自主練習をその何倍も平行して行うこと。(復習等)


この2点が伴わなければ、教わっても授業料のムダだとharu♭は思う。

ちなみにGOTOさんは、バップのようなサウンドも 綺麗なメロディーも自在で

うまいというのは当たり前だがとにかくharu♭の好み なのだ。

haru♭は「ただ綺麗なピアノ」 というのは全くすかない。

それならヘタでも、黒っぽい ゴツっとした演奏のが良い

ケニードリュー と レッドガーランド(ウイントンケリー)

等比べるとよくわかるのではないか。好みは人それぞれだが、

haru♭は圧倒的に後者が好きだ。マル ウォルドロンまでいくと行き過ぎのような

感じもするが(笑) あのような、「唄うフレーズ」を奏でることが 

haru♭のおもう、「クールなジャズピアノ」なのだ。

ちなみに、キースジャレットという有名なピアニストがいて、haru♭もそのプレイは

好きなのだが、(レッドガーランドやウイントンケリー等のが好きだが、というか

系統が違う。キースの「歌うフレーズ」はやはり多くの人が目指すものなのだろう)

あまりに本人がうるさい(笑)というのは、まさに、「歌うフレーズ」を奏でるあまり

自ら声をだし、それがときにピアノと同じくらいの音量になるためharu♭は

聴き苦しかったりするのだが、これはジャズファンとして失格なのだろうか(笑)

またそれが、ほどよい、音程も同じような鼻歌みたいなものならいいにしても

キースの場合「う〜ん」 「あ〜〜」 と じつに怪しいうめき声にしか聴こえず

夢に出そうになる(笑) やはりジャズファン失格?

失格でもいい・・・(笑) やはりあれは 気持ち悪い。。

そんな理由でharu♭はキースは参考に2枚ほどCDをもっているが

他にもっていない。

「ピアニストなんだから実際に声だして歌うんじゃありません!」

あそこまでの人になると、だれもそうは言わないし言えないだろう(笑)



TOP